2008年9月3日水曜日

9/3 国立的経営

 
新国立劇場バレエサイトにNewsが出ており少し気になったので書きます(って言っても、少し空きましたが)

9月1日付けで芸術参与(次期芸術監督予定者)として以下の3名が芸術参与に着任いたしましたので、お知らせいたします。

オペラ部門: 尾高 忠明
舞踊部門:  デヴィッド・ビントレー
演劇部門:  宮田 慶子

という記事が、これはこれで良いかと思いますが、気になったのは一番下の
新国立劇場における芸術監督とその役割については
というリンクページ

最後に『芸術性と採算性』というカテゴリがありました。(以下抜粋)

新国立劇場の運営は、貴重な国の税金が投入されるとともに、観客の皆様の入場料をはじめとして民間企業や多くの個人の寄付金・協賛金によって成り立っています。新国立劇場運営財団は、国立ゆえに「採算性に縛られず」に活動することが許されるとは考えておりません。
国や日本芸術文化振興会からの事業委託費が毎年削減されるなかで、芸術性と採算性のバランスの調和を図りながら、企画・制作を効率的に推進し、より質の高い公演を内外に発信することが求められています。 その実現のために、芸術監督をはじめ、劇場役職員一同は、我が国の現代舞台芸術の拠点としての充実と発展を図るために努力を続けています。

赤文字のくだりがありますが、あれっほんとと言いたくなりました。
このブログでも何度か(シーズン初めにはいつも言いたくなる!)年間公演数の話題を語っていますが、随分と温いと考えています。(大好きですが♪) この言い訳を、団員数の結果というには、時間が立ち過ぎていますし、余りに進歩が無い様な・・
世界の中で、こんなにも、予実上演÷回数=1回の公演コスト が高いバレエ団はたぶん日本ぐらいかと思われますね。繰り返しの回数がプリンシパル(ソロイスト)を育てますし、記憶が表現の幅を広げます。 またその日、その日の反省と、次へのチャンスがバレエ団のレベルです。

サッカーで例えるなら、よく言われる「フォワード不足」。ゴルフであれば、日本ツアーは活けるが、USツアーでの確約ができない。

活躍できる土壌はあるのに・・・ とっても残念でなりません。
っで期待したいのが、来期からの芸術参与と次年度の芸術監督。
大好きだから期待したいです♪
  
 

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